
DTM、DAW?などと言われるパソコン音楽講座をディアゴスティーニの週間コースマガジンで続けています。
コースが進んできて、イコライザなどのエフェクトを使うようになってきたところで、音をスッキリさせたり、高音を引き締めたりするのに5000Hzないしは8000Hz以上をカットします。 ミュージシャンなどの音楽を発進する方々にとってはあたりまえなのでしょう。 前から、そうすると高音がしっかり聞こえたり、強調されたりするのは感じていました。
モノを分かっていない、アマチュア(ド素人)オーディオ人の私としては、CDの高音上限2万Hz(だったかな?)は不満でした。 それ以上の高音をヒトが認識はできないにしても、聞こえてくる音には超高音も含まれており、ソレが音像を造ると信じていました。 アナログ録音されたものには、意図的に高音をカットしてなければ、ほとんど無限に、物質特性の限界まで高音は記録されているハズです。 もちろん高くなるに従って減衰してしまうわけですが、LPに限らず、例えば映画フイルムの横に入っているサウンド・トラックだって読み取り装置、再生装置が優秀になれば何万Hzを引き出すことができるわけです。
ですから、昔のテープをデジタル化するにあたっては、192KHz24bitでエンコードしています。
学生時代1970年代前半、家電各社もふくめてステレオは一つのブームで、秋葉原でも売り場のカナリの面積を占めていたと思います。 ステレオ売り場ではコンポネント型と言われるアンプ、スピーカー、プレーヤーなどが積み上げられていて、切り替えて聴くことができました。 当時、三菱ダイヤトーン2S305は高級品で、1台もう少しで20万円という値段、評価は割安でした。その後値上がりしていきます。 BOSEは20万越えていました。
この2S305、ある時ある店でとてもすてきな音で鳴りました。 高音はまるで秋晴れの空に吸い込まれるような天井を知らないように突き抜けて行きました。 全く威圧的や暴力的でなく、それはそれは耳に優しく聞こえてきました。 優しくはあっても曖昧さはなく、しっかりと全く迷いなく輝く音でした。 ダイヤモンドが音を発するときはこんな感じだろうと思いました。 ダイヤトーンという名前は、偶然でしょうが、このスピーカーにふさわしいと思ったのです。 この経験から、ちゃんと高域まで出ている高音は、決して威圧的であったり、妙に強調されることのない、耳に優しく聞こえるモノだと信じてきました。
この2S-305の音は、後にも先にもこの1回だけしか聞けませんでした。 他のシステムでは、サイモンとガーファンクルがまるで目の前に立って居るように見えた!?時がありました。もちろん音だけです。 コレもただ1度の経験でした。 再現性に熟練や神業が必要なのは、デジタル時代から見たアナログの悲しい所です。 ソレが楽しいのですが。
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